ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、10月ごろに旬を迎える魚介・海鮮を、秋の味覚として紹介します。
いくらの新物が届くのは10月までです。秋鮭の漁も10月で終わり、戻り鰹は脂がいちばんのる時期に入ります。
冬のカニの受付も、10月に始まります。10月は秋の品を食べながら、冬の品を先に申し込んでおく月です。
10月に予約しておく返礼品
ズワイガニ
11月に解禁される日本海のズワイガニは、10月中に申し込んでください。解禁の日が決まっているので、自治体は解禁の前から申し込みを集めます。
解禁を待ってから探すと、ブランドのタグが付いた品は残っていません。タグが付くのは、決められた漁港に揚がった雄のうち、大きさの基準を満たしたものだけです。松葉ガニ・越前ガニ・間人ガニという呼び名は、この産地ごとの区分を表します。数が限られるぶん、タグ付きの品は寄付額も高めです。
タグにこだわらないなら、選びやすいのは脚のみを凍らせた品です。姿1杯1kgと脚のみ1kgでは、食べられる身の量が違います。姿は甲羅とみその重さを含むので、身だけを比べると脚のみのほうが多くなります。
10月に申し込むと、いつ届きますか
11月から12月です。解禁の直後に水揚げしたぶんから順に送るので、申し込んだ月には届きません。年末に食べたいなら、着日を指定できるページを選んでください。
10月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| いくら(新物) | 新物はこの月まで |
| サンマ | 旬の後半 |
| 秋鮭 | 10月で漁が終わる |
| 戻り鰹 | 脂がいちばんのる時期 |
| 太刀魚 | 10月で旬が終わる |
| ノドグロ | 秋から冬が旬 |
いくら
新物のいくらが届くのは、10月までです。11月からは、前の年に取って凍らせておいた卵が並びます。
10月の卵は、9月の卵より粒が大きくなります。川へ戻る日が遅い鮭ほど、卵が育っているためです。粒が大きいぶん皮も厚く、9月の粒はやわらかく、10月の粒は歯ごたえが残ります。
どちらの月の卵も、解かし方は同じです。冷蔵庫で6時間かけて解かしてください。丼にするなら1杯に50グラムを使い、250グラムで5杯ぶんになります。
サンマ
10月は、サンマの旬の後半にあたります。北海道の沖から南へ下ってきた群れが、三陸の沖を通る時期です。
生のサンマを頼むなら、着日を指定できるページを選んでください。サンマは水揚げから日がたつほど身がやわらかくなり、焼いたときに崩れます。生のサンマは、届いた日に食べきる前提の品です。
開きにして凍らせたものなら、1か月ほど置けます。凍ったままグリルへ入れて、中火で片面5分焼いてください。開きは身が薄いので、生のサンマより焼き時間を2分短くします。
秋鮭
秋鮭の漁は、10月で終わります。9月から川へ戻りはじめた群れが、産卵を終えるためです。11月以降に並ぶのは、漁の時期に獲って凍らせておいた秋鮭です。
切り身は、何枚入りかを見て選んでください。1切れ80グラムで20枚なら1.6kgになり、4人家族なら5回ぶんです。2人暮らしなら、10枚入りのページを選ぶと食べきるまでの日数が短くなります。
ちゃんちゃん焼きにするなら、キャベツと玉ねぎを敷いて、みそとバターを載せてふたをします。脂の少ない秋鮭に、バターの脂を足す食べ方です。
戻り鰹
戻り鰹に脂がいちばんのるのは、10月です。北の海で餌を食べた群れが、水温の下がる10月に三陸から房総の沖を通ります。
産地は、宮城の気仙沼と千葉の勝浦が中心です。港で凍らせてから送るので、真空の袋に入った節の形で届きます。1節300グラムで、大人3人ぶんです。
解かすときは、袋のまま氷水に10分つけてください。半分凍っている状態で切ると、脂の多い身でも形が崩れません。切ったあとは皿に並べて、食べるぶんだけ出してください。
太刀魚
太刀魚の旬は、10月が最後です。水温が下がると太刀魚は深い海へ移り、網に入る量が減っていくためです。
秋の終わりの太刀魚は、身に脂がのっています。煮付けにすると脂が煮汁へ溶けて、身がほぐれやすくなります。しょうゆ・みりん・酒を各大さじ2、水100ミリリットルで、落としぶたをして8分煮てください。
塩焼きにするなら、切り身の皮に浅く切り込みを入れてください。切り込みを入れておくと、焼いたときに皮が縮んで反り返るのを防げます。
ノドグロ
ノドグロは、秋が深まるほど脂がのります。秋は、ノドグロが冬に向かって餌を食べる時期です。脂の量は、12月から2月にかけてさらに増えます。
ノドグロの返礼品は、長く干した干物、ひと晩だけ干した一夜干し、丸ごと1尾の3つです。干物と一夜干しは焼くだけで食べられます。1尾のものの食べ方は、煮付けか塩焼きです。
刺身用で届いたものは、しゃぶしゃぶにもできます。薄く切った身を熱い汁に3秒くぐらせると、脂が溶けて甘みが出ます。火を通しすぎると脂が汁へ落ちるので、色が変わったら引き上げてください。
よくある質問
Q. 11月に入ってからズワイガニを申し込めますか?
申し込めます。ただし、タグの付いた品は解禁の直後に受付が埋まります。11月から12月に頼めるのは、脚のみを凍らせたものや、タグの付かない雌が中心です。タグの付いた品を目当てにするなら、10月中に決めておいてください。
Q. 年末に食べるカニは、10月に申し込むぶんで足りますか?
届く日を確かめてください。10月に申し込んだぶんは11月から12月に届きますが、年内に届く品の締切は12月の上旬です。年末に受け取りたいなら、着日を指定できるページを選ぶか、12月のカレンダーを見て別に申し込んでください。
Q. 10月に届く品は、冷凍庫にどれくらい要りますか?
秋鮭20枚で冷凍庫の1段、カツオの節1本で長さ30センチ、いくら250グラムで手のひらの大きさの場所を使います。この3つで冷凍庫が埋まっていると、11月に届くカニが入りません。カニの箱は縦25センチ・横20センチ・高さ10センチほどあるので、11月に届くぶんの空きを先に決めておいてください。
Q. 新物のいくらは、11月以降に頼めますか?
頼めます。ただし、11月からは前の年に取った卵を凍らせたものです。商品ページに「新物」と書かれているかどうかで見分けられます。その年の卵を食べたいなら、10月までに申し込んでください。
まとめ
- 10月に予約するのはズワイガニ。11月上旬に解禁される日本海のぶん
- タグが付くのは、決められた漁港に揚がった雄で、大きさの基準を満たしたものだけ
- 新物のいくらは10月まで。10月の粒は9月より大きく、皮が厚い
- サンマの開きは凍ったままグリルへ。中火で片面5分
- 秋鮭の漁は10月で終わる。1切れ80グラム20枚で1.6kg
- 戻り鰹に脂がいちばんのるのは10月。半解凍で切ると形が残る
- ノドグロは秋が深まるほど脂がのり、12〜2月にさらに増える
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
10月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードでは書ききれない、締切の理由や選び分けをまとめています。
- ふるさと納税のサンマは、尾数ではなく1尾のグラム数で決まります
10尾で届いても、1尾100gと150gでは届く重さが1.5倍違います。表示の読み方をそろえます。 - 甘エビの返礼品、食べきる日数と子持ちかどうかはページごとに違います
ふるさと納税の甘エビは、子持ちかどうかと、届いてから何日で食べきるかが返礼品ページごとに違います。名称・原材料名・消費期限か賞味期限の欄を見て選び分けます。解かし方を書いたページは、どれも流水です。 - 寒ブリの返礼品、「寒ブリ」と書いてあっても脂がのっているとはかぎりません
ふるさと納税の寒ブリは、「寒ブリ」の名前からは脂の量が分かりません。手がかりになるのは、産地のブランドと重さの基準、1本の重さ、原材料名の「養殖」の3つの表示です。氷見の7キロの基準や成分表の脂質、発送月と獲れた月の違いも紹介します。 - ズワイガニの返礼品、1キロと書いてあっても1キロ食べられるとはかぎりません
ふるさと納税のズワイガニは、表示のグラム数に表面の氷が入っています。姿なら甲羅と殻も込みです。見る欄は総重量ではなくネット重量で、脚だけ・むき身・姿で必要なグラム数が変わります。
10月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| ズワイガニ(先行予約) | 11月に解禁される日本海のズワイガニを、10月のうちに予約します申し込みどき:10月までに申し込む → 11〜12月着 |
| いくら(新物) | 新物が作られるのは10月までです。11月からは冷凍したものが並びます |
| サンマ | 漁は9月と10月が盛りで、10月はその後半にあたります。生のサンマは届いた日に食べきります |
| 秋鮭 | 10月で漁が終わります。切り身は何枚入りかを見て選びます |
| 戻り鰹 | 10月は脂がいちばんのる時期です。たたきは半解凍で切ります |
| 太刀魚 | 10月で旬が終わります。煮付けにすると身がほぐれます |
| ノドグロ | 秋から冬が旬です。1尾の重さで寄付額が分かれます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。