ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、7月ごろに旬を迎える魚介・海鮮を、夏の味覚として紹介します。
土用の丑の日は、7月の下旬です。そのため7月は、ウナギの返礼品に申し込みが集まります。
7月は、ほかの海鮮の旬も重なる月です。岩牡蠣は身が太り、ウニ漁は漁期のなかほどに入り、スルメイカ漁は最盛期を迎えます。海鮮の受け取りが1年でいちばん重なるのが7月です。
7月に予約しておく返礼品
ウナギ
ウナギは、遅くとも7月の上旬までに申し込んでください。土用の丑の日が下旬にあるため、申し込みは下旬へ向けて増えていきます。在庫の少ないページから、受付が止まります。
届くまでに2週間から1か月かかる返礼品もあります。丑の日に食べたいなら、届くまでの日数から逆算して、上旬に決めておく必要があります。中旬を過ぎてから探すと、残っているページからしか選べません。
選ぶときは、1尾の重さと本数を見てください。1尾150グラムで1人ぶん、200グラムなら1人半ぶんが目安です。2人暮らしなら150グラムを2尾、家族4人なら200グラムを3尾にします。タレと山椒が付くかどうかは、商品ページに書かれています。
冷凍と冷蔵は、どちらを選べばよいですか
丑の日まで日があるなら冷凍です。冷凍のものは1か月ほど置けます。冷蔵で届くものは3日ほどなので、受け取る日と食べる日が近いときに選んでください。
7月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 岩牡蠣 | いちばん身が入るのは7〜8月 |
| ウニ | 漁期のなかほど |
| アワビ | 煮貝は冷蔵庫に入れずに置ける |
| スルメイカ | 漁の最盛期 |
| ハモ | 骨切り済みなら湯引きにできる |
| アユ | 川の漁の盛り |
岩牡蠣
岩牡蠣にいちばん身が入るのは、7月から8月です。水温が上がると餌の植物プランクトンが増え、岩牡蠣の身が太ります。
返礼品は、殻付きとむき身の2種類で届きます。殻付きは1個250グラムほどで、そのうち食べられるのは60グラムから80グラムです。むき身は殻を外してあるので、同じ重さなら食べられる量が多くなります。
生で食べるなら、レモンかポン酢をかけてください。火を通すなら、酒を少しふって3分ほど蒸すと身が縮みません。焼くときに殻の平らな面を上にすると、汁がこぼれません。
ウニ
7月は、ウニ漁の期間のなかほどにあたります。北海道のウニ漁は6月に始まって8月に終わるので、7月は身の入りがいちばん安定します。
7月の返礼品は、板に並べた板ウニ、塩水パック、冷凍の3種類です。板ウニと塩水パックは冷蔵で届くので、2日から3日のうちに食べきってください。冷凍なら1か月ほど置けるため、受け取る日を選びにくいときは冷凍が向いています。
冷凍のウニは、冷蔵庫で6時間かけて解かしてください。常温に出すと外側だけ溶けて、粒がくずれます。うに丼にするなら、1人100グラムでどんぶり1杯ぶんです。
アワビ
アワビの煮貝なら、常温で数か月置けます。しょうゆで煮てから真空の袋に詰めてあるので、冷蔵庫の場所を取りません。
夏にアワビを頼むときは、受け取れる日が決まっているかどうかで選んでください。日が決まっているなら活アワビ、決まらないなら煮貝か冷凍のものが向いています。7月は帰省や旅行と重なりやすいので、常温で置いておける煮貝を選ぶ人が多くいます。
ステーキにするなら、バターを溶かしたフライパンで片面を2分ずつ焼いてください。長く焼くと、身が縮んで固くなります。切ってから焼くより、丸のまま焼いて最後に切るほうがやわらかく仕上がります。
スルメイカ
スルメイカ漁の最盛期は、7月です。日本海を北へ上るスルメイカの群れが、いちばん多くなる時期です。
返礼品には、一夜干しのほかに塩辛と沖漬けが並びます。塩辛はわたを混ぜて熟成させたもの、沖漬けは船の上でしょうゆに漬けたものです。どちらも冷凍で届き、冷蔵庫へ移せば半日で食べられます。
焼いた一夜干しは、横に裂いてください。イカの繊維は胴をぐるりと回る向きに走っているので、その向きに沿って裂くと歯で噛み切れます。
ハモ
ハモは、骨切りを済ませたものを選んでください。ハモには小骨が数えきれないほど入っているので、皮を残して身だけに細かく包丁を入れる下ごしらえが要ります。家の包丁では、刃を通しにくい作業です。
骨切り済みの身は、湯にくぐらせるだけで牡丹の花のように開きます。湯から氷水に取って身を締め、梅肉かポン酢で食べる湯引きが、いちばん手間のかからない食べ方です。
鍋にするなら、玉ねぎを敷いて汁を張り、身をさっと通します。火を通しすぎると身が縮んで固くなるので、身が白くなったら引き上げてください。
アユ
7月は、川のアユ漁の盛りです。6月に解禁されたアユ漁で、7月にいちばん多くのアユが獲れます。
夏の返礼品は、塩焼き用の冷凍、甘露煮、干物の3種類です。塩焼き用は下処理を済ませたものが多く、解かして焼くだけで食べられます。甘露煮は骨まで食べられるので、そのまま皿に出せます。
焼くときは、ひれに塩を厚くつけてください。焦げを防ぐための塩なので、身にふる塩とは分けて考えます。串を打たずにグリルで焼くなら、網に酢を塗っておくと皮がはがれません。
よくある質問
Q. 7月の中旬に申し込んだウナギは、丑の日に間に合いますか?
間に合うページと、間に合わないページがあります。在庫を持っている自治体なら1週間ほどで発送しますが、注文を受けてから焼く自治体では2週間かかります。発送までの日数は商品ページの発送予定の欄に書かれているので、その欄を見て選んでください。
Q. ウナギの寄付額は、どれくらいですか?
1尾150グラムのもので1万円前後から並びます。2尾なら2万円前後、4尾入りで3万円台が目安です。国内で育てたものと外国で育てたものでは、同じ本数でも寄付額が上下します。
Q. 夏に届く海鮮は、冷蔵庫にどれくらい要りますか?
ウナギの蒲焼は1尾で長さ25センチ、真空の袋なので厚みは2センチほどです。冷凍庫の引き出しには、立てて入れられる大きさです。岩牡蠣の殻付き10個は、発泡スチロールの箱ごと入れると冷蔵庫の1段を使います。届く日をずらせば、両方を受け取れます。
Q. 7月に届くものを、まとめて食べきれますか?
生の岩牡蠣は届いた日か翌日まで、生ウニは2日から3日までに食べてください。同じ週に重ねると食べきれないので、着日を1週間ずらします。ウナギ・イカ・アユは凍らせてあるので、あとの週に回せます。
まとめ
- ウナギは遅くとも7月の上旬までに申し込む。土用の丑は下旬に来る
- ウナギは1尾150グラムで1人ぶん。冷凍なら1か月、冷蔵なら3日
- 岩牡蠣に身が入るのは7〜8月。殻付き250グラムで食べられるのは60〜80グラム
- ウニは7月が漁の真ん中。冷凍のものは冷蔵庫で6時間かけて解かす
- アワビの煮貝は常温で数か月置ける。受け取る日が読めない月に向く
- スルメイカ漁は7月が最盛期。一夜干しは横に裂くと歯で切れる
- ハモは骨切り済みを選ぶ。湯にくぐらせて氷水で締めると湯引きになる
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7月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードでは書ききれない、締切の理由や選び分けをまとめています。
- ふるさと納税の秋鮭は脂が少ない。銀鮭・紅鮭・トラウトサーモンとの選び分け
ふるさと納税で届く鮭は4種類あります。秋鮭は川へ戻ってきたところを沿岸で獲るシロザケで、脂が少ないぶん塩焼きと鍋に向きます。甘塩と辛塩の違い、切り身と半身の量、冷凍庫に入るかまで。 - ふるさと納税のいくら、夏に頼むと前の年のものが届きます。秋の海鮮で外さない3つの見かた
ふるさと納税のいくらは、作られるのが9月と10月の2か月だけ。8月に並んでいるのは前の年のぶんです。鮭と鱒のいくらは粒の大きさが違い、ホタテは青森と北海道で旬が逆になります。
7月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| ウナギ | 土用の丑に向けて在庫が減ります。遅くとも7月上旬までに申し込みます申し込みどき:7月上旬までに申し込む → 土用の丑に間に合う |
| 岩牡蠣 | いちばん身が入るのは7〜8月です。殻付きは軍手とナイフが要ります |
| ウニ | 7月は旬の真ん中です。折り箱入りと冷凍とで日持ちが違います |
| アワビ | 夏が旬です。味付けした煮貝なら常温で置けます |
| スルメイカ | 7月は漁の最盛期です。一夜干しは冷凍で届きます |
| ハモ | 夏が旬の魚です。骨切りを済ませたものなら湯引きにできます |
| アユ | 7月は川の漁の盛りです。塩焼き用が冷凍で並びます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。