ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、5月ごろに旬を迎える春の魚介・海鮮を紹介します。
海鮮のカレンダーでは、5月から締め切りに気をつける月が始まります。夏のウニは漁の期間が短く、獲れてから探しても選べるページが残っていません。
いっぽうで、春の漁は終わりに近づきます。富山湾のホタルイカ漁は5月に終わり、駿河湾の桜えび漁も6月上旬までです。春の品を頼むなら、5月が最後の月になります。
5月に予約しておく返礼品
ウニ
6月から8月に届く夏のウニは、5月に受付が始まります。自治体は先行予約(獲れる前に申し込んでおく受付)の形で、漁の前に申し込みを集めます。
北海道の利尻・礼文・積丹でウニ漁ができるのは、6月から8月だけです。ひと夏で獲れる量が決まっているので、人気の産地は漁が始まる前に受付が埋まります。7月に探しはじめても、選べるのは受付の残っているページだけ。
届く形は、塩水につけたパックと、板に並べた板ウニの2つです。板ウニはミョウバンの水につけて身を締めてあるので、形がくずれません。塩水のパックはミョウバンを使わないので甘みがそのまま残りますが、日持ちは2日から3日と短めです。
先に申し込んで、届く日は選べますか
産地ができあがった順に送るページが多く、日にちの指定を受け付けないページもあります。塩水のパックを頼むなら、受け取れる日が決まっているかを申し込みの前に確かめてください。
5月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| アオリイカ | 産卵で岸へ寄る春が旬 |
| シラス | 春の漁の真ん中 |
| 初鰹 | 5月が盛り |
| ホタルイカ | 富山湾の漁は5月で終わる |
| 桜えび | 春の漁は6月上旬まで |
| サザエ | 水温が上がるほど身が厚くなる |
アオリイカ
アオリイカは、産卵のために岸へ寄る春が旬です。アオリイカは浅いところの海藻に卵を産みにくるので、4月から6月に多く獲れます。
アオリイカは身の厚いイカで、刺身にすると1切れごとに歯ごたえがあります。凍らせても、解かしたときのやわらかさが落ちにくい種類です。返礼品では、皮をむいた刺身用のサクで届くものが並びます。
サクは、冷蔵庫で半日かけて戻してください。切るときは繊維に沿って細く、包丁を手前に引きます。包丁を押して切ると身がつぶれて、甘みを感じにくくなります。
シラス
シラスの春の漁は、4月に始まって6月まで続きます。5月は、その3か月のちょうど真ん中です。
返礼品では、釜揚げとちりめんを組み合わせたセットが並びます。釜揚げとちりめんの違いは、干した時間の長さです。釜揚げは塩ゆでしただけのもので、ちりめんは釜揚げを半日ほど干して水分を減らしたものです。
やわらかいまま丼に載せるなら釜揚げを、ごはんに混ぜたり大根おろしと合わせたりするならちりめんを使ってください。どちらも冷凍庫で1か月ほど置けます。
初鰹
初鰹の水揚げは、5月がいちばん多くなります。黒潮に乗った群れが、この時期に本州の沖を通るからです。
返礼品のたたきは、わらで焼いたものが多く並びます。わらで焼くと短い時間で高い温度が出るので、皮のすぐ下だけに焼き目が付き、中は生のまま残ります。
食べ方は、塩とタレの2通りです。塩なら、切ったあとに粗塩をふって10分置くと、身の水分が出て味が締まります。タレなら、玉ねぎとにんにくを敷いてからたたきを重ねてください。赤身の酸味がやわらぎます。
ホタルイカ
富山湾のホタルイカ漁は、5月で終わります。産卵を終えた群れが沖へ戻り、定置網に入らなくなるためです。
5月に並ぶのは、この春に獲れたものを凍らせた品です。ボイル・生食用・沖漬けの3つが中心で、どれも解かすだけで食卓に出せます。
生のまま食べるなら、「生食用」の表示があるものだけにしてください。表示のないものは、ゆでるか焼いてから食べてください。ホタルイカには寄生虫が入ることがあります。生食用は、内臓を抜くか、決められた温度で凍らせる処理を通したものです。
桜えび
駿河湾の桜えびの春漁は、6月上旬で終わります。3月下旬に始まった漁は、桜えびが産卵の時期に入るところで止まります。次に獲れるのは10月下旬からです。
5月に頼めるのは、生・釜揚げ・素干しの3つです。生のものを刺身で食べるなら、袋のまま冷蔵庫へ移して2時間ほど置いてください。半分凍っているうちに皿に移すと、透きとおった身のまま出せます。
桜えびは殻ごと食べる小さなえびなので、下ごしらえは要りません。しょうがじょうゆかポン酢を少し落とすだけで食べられます。
サザエ
サザエの身は、水温が上がるほど厚くなります。5月のサザエは海藻をよく食べるので、春の初めより身が詰まっています。
刺身にするなら、殻から出したあとに肝を切り離してください。白い身だけを薄く切ると、こりこりした歯ざわりを楽しめます。肝は、ゆでてから小さく切ると食べやすくなります。
殻の中の砂は、身の付け根にたまっています。身を引き出したら、まず付け根の袋を取り除いてください。この袋を外さないと、噛んだときに砂が口に残ります。
よくある質問
Q. 5月に申し込んだウニは、いつ届きますか?
6月から8月のあいだに届きます。産地は漁が始まってから発送するので、申し込んだ月には届きません。届く時期の幅は商品ページに書かれているので、旅行や帰省の予定と重なっていないかを見てください。
Q. ウニの寄付額は、どれくらいですか?
100グラムで1万円前後からのページが並びます。塩水のパックは1つ100グラムのものが多く、2人で1回に食べる量です。板ウニは1枚250グラムほどで、寄付額もそのぶん上がります。
Q. 春の品と夏のウニを、同じ月に申し込めますか?
申し込めます。届く月が別々なので、冷凍庫が一度に埋まることもありません。5月に申し込んだホタルイカと桜えびは5月から6月に、ウニは6月から8月に届きます。
Q. 5月に届く刺身用のものは、どれくらい置けますか?
凍った状態なら1か月ほどです。解かしたあとは、アオリイカも桜えびもその日のうちに食べきってください。生の魚介は、解けたところから水が出て、身のつやがなくなります。
まとめ
- 5月に予約するのはウニ。6月から8月に届く夏のウニを、この月に申し込む
- 利尻・礼文・積丹の漁は6〜8月だけ。人気の産地は漁の前に受付が埋まる
- ウニの塩水パックはミョウバンを使わないぶん、日持ちが2〜3日
- アオリイカは身が厚く、凍らせても解かしたあとの歯ごたえが残る
- 釜揚げとちりめんの分かれ目は、干した時間の長さ
- 富山湾のホタルイカ漁は5月で終わる。生食用の表示があるものだけ生で食べる
- 駿河湾の桜えびの春の漁は6月上旬まで。次は10月下旬から
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
5月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| ウニ(先行予約) | 6〜8月に届く夏のウニは、先行予約(獲れる前に申し込んでおく受付)が5月に始まります申し込みどき:5月までに申し込む → 6〜8月着 |
| アオリイカ | 産卵で岸へ寄る春が旬です。解凍しても歯ごたえが残ります |
| シラス | 春漁の後半です。釜揚げとちりめんの2種なら使い分けられます |
| 初鰹 | 5月は初鰹の盛りです。たたきは半解凍で切ると形がくずれません |
| ホタルイカ | 富山湾の漁は5月で終わります。沖漬けは解凍してそのまま出せます |
| 桜えび | 駿河湾の春漁は6月上旬までです。生のものは冷凍で届きます |
| サザエ | 5月から身が厚くなります。刺身用は届いた日に食べます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。