ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、2月ごろに旬を迎える冬の魚介・海鮮を紹介します。
2月は、牡蠣の身が1年でいちばん入る月です。ズワイガニは年末の値上がりが落ち着き、寒ブリは脂ののる時期の終わりに入ります。真ダラとアンコウは鍋によく使う魚です。ワカサギの氷の上での漁は2月で終わります。
2月に先に申し込んでおく品はありません。急ぐ品がないので、旬の盛りだけを見て選べます。
2月に予約しておく返礼品
2月に予約しておく返礼品はありません。
海鮮で申し込む月に気をつける品は、5つだけ。ウニ・ウナギ・新物のいくら・日本海のズワイガニ・年内着で受け取るカニで、締め切りは順に5月・7月・8月・10月・12月に来ます。2月の次はウニです。6月から8月に届く夏のウニは、先行予約(獲れる前に申し込んでおく受付)が5月に始まります。
2月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 牡蠣 | 身がいちばん入る月。3月から痩せる |
| ズワイガニ | 漁は3月20日ごろまで。年末より値が落ち着く |
| 寒ブリ | 脂がのるのは12〜2月 |
| ホタテ | 貝柱は3Sから3L。刺身なら2L以上 |
| 真ダラ | 鍋用の切り身と白子が別々に並ぶ |
| アンコウ | 肝が別添えかどうかで値が分かれる |
| ワカサギ | 氷の上での漁は2月まで |
| 甘エビ | ふくい甘えびの月からは外れる |
牡蠣
牡蠣の身がいちばん入るのは2月です。牡蠣は冬のあいだ、身にグリコーゲンという糖をためこみます。海水が冷たいほど貝の動きは鈍くなり、使う養分よりためる養分のほうが多くなります。
身の中のグリコーゲンが最も多くなるのは2月です。加熱しても縮みにくいのは、この時期の牡蠣です。
3月に入ると、牡蠣は産卵の準備を始めます。ためた養分を卵と白子へ回すので、そのぶん身が縮みます。むき身は1kg単位で届くので重さは同じでも、粒が小さくなったぶん個数は多めです。1粒の食べ応えを求めるなら、2月までに頼んでください。
加熱用と生食用は、鮮度の違いですか
加熱用と生食用は、獲れてから出荷するまでの処理のしかたで分かれます。生食用は、保健所が指定した海域で獲ったものか、殺菌した海水につけて中の砂や菌を吐かせたものです。加熱用はその工程を通していません。古くなったものを加熱用に回しているわけではありません。
殻付きを頼むなら、先のとがった専用ナイフと軍手を用意してください。殻の蝶番のすきまにナイフの先を差し込んでひねると、殻が浮きます。殻が浮いてから貝柱を切ると、身が崩れません。
ズワイガニ
ズワイガニを頼むなら、年末より2月が向いています。日本海の漁は11月上旬に解禁され、3月20日ごろに終わります。2月はまだ漁が続いている時期です。
年末は申し込みが1か月に集まるので、同じ品でも寄付額が上がります。申し込みが落ち着いた2月なら、同じ額でも脚の太いものを選べます。
選ぶときは、脚の本数と重さを見てください。「脚のみ1kg」と「姿1杯1kg」では、身の量が違います。姿の重さには甲羅とみそも入るので、身だけを比べると脚のほうが多くなります。みそを食べたい方は姿を、身をたくさん食べたい方は脚を選んでください。
寒ブリ
寒ブリに脂がのるのは12月から2月です。ブリは産卵に向けて南へ下る途中で、体に脂をためこみます。
届く形は、刺身用のサク、切り身、ブロックの3つです。ブロックは2kgで長さ30センチほどあるので、刃渡り20センチの包丁と、幅40センチのまな板が要ります。三徳包丁では一度に引き切れません。
サクで届いたものは、解凍したその日に食べきってください。冷蔵庫で半日かけて戻し、中心が少し凍っているうちに切ると、身がくずれません。
ホタテ
ホタテの貝柱の大きさは、1kgに何個入るかで表します。表記は3Sから3Lまであり、返礼品でよく並ぶのは次の4つです。1kgあたりの個数が少ないほど、1個が大きくなります。
| 表記 | 1kgあたり | 向く食べ方 |
|---|---|---|
| 3L | 16〜20個 | 刺身・バター焼き |
| 2L | 21〜25個 | 刺身・フライ |
| M | 26〜35個 | 炒めもの・汁もの |
| S | 40個以上 | 炊き込みごはん・グラタン |
刺身にするなら2L以上を選んでください。小さい貝柱は薄いので、切ると食べ応えがなくなります。
もう1つ、「生食用」の表記も見てください。牡蠣と同じで、この表記は獲れてからの処理の違いを表しています。生食用と書いていないものは、加熱して食べてください。
加熱すると貝柱は縮むので、火を通すときは短時間にしてください。縁が白くなったところで火から下ろせば、中心はやわらかいまま残ります。
真ダラ
真ダラは、身と白子が別々の返礼品として並びます。鍋にするなら切り身のページを、白子を食べたいなら白子のページを選んでください。
真ダラの身は脂が少なく、火を通しても固くなりにくい魚です。鍋用に切り分けたものが多く、届いたら凍ったまま鍋へ入れられます。
白子は日持ちが短いので、着日を指定できるページを選んでください。解凍したら、その日のうちに火を通してください。塩水でぬめりを洗ってから、さっと湯にくぐらせると、粒が締まります。
白子は加熱しないと危ないですか
生食用と書かれているもの以外は、火を通してください。加熱用のものを生で食べるのは避けてください。牡蠣と同じで、生食用と加熱用は獲れてからの処理のしかたで分かれます。
アンコウ
アンコウの寄付額は、肝が別添えかどうかで分かれます。セットは、身だけのものと肝が付いたものの2種類です。
アンコウは身がやわらかく、まな板の上では切りにくい魚です。そのため返礼品は、鍋用に切り分けた状態で届きます。部位ごとに歯ざわりが違い、皮はぷるぷる、身はほろほろ、胃袋はこりこりしています。
肝は「あん肝」として、蒸したものが別のページで並ぶこともあります。肝を鍋に入れると汁にこくが出ます。別添えで届いた肝なら、蒸してそのまま食べるほうが向いています。
ワカサギ
ワカサギの氷上の漁は、2月までしかできません。氷上の漁は凍った湖に穴をあけて釣るので、氷が緩む3月には続けられません。網で獲る漁は続きますが、氷上の漁で揚がるぶんは2月で終わります。
ワカサギは頭も骨も食べられる魚です。下処理を済ませたものなら、届いた日に粉をまぶして揚げるだけで食べられます。生のまま届くものは、内臓を取る手間が要ります。
商品ページでは「下処理済み」の4文字を探してください。この4文字が書いていないと、届いた日に台所に立つ時間が30分ほど延びます。
甘エビ
甘エビの解かし方は、箱か商品ページの指示に従ってください。多くのページは流水で解かすように書いています。加熱して解かすのと自然解凍は避けるように書いたページもあります。
2月は、福井県が「ふくい甘えび」として認める月に入っていません。この名前が付くのは、5月から1月に獲れたものです。ただし7月・8月に大和堆で獲れたものは除きます。
殻付きで届くものは、頭の中にみそが残っています。頭は捨てずに、味噌汁の出汁に使ってください。頭を焼いてから入れると、香りが立ちます。
よくある質問
Q. 3月に入ってから牡蠣を頼むと、どうなりますか?
食べられます。ただし身は2月より縮みます。粒の大きさを求めるなら2月までに、値の下がった時期に頼むなら3月以降に申し込んでください。
Q. 冷凍のホタテは、どう解凍しますか?
冷蔵庫に移して、6時間かけて戻してください。刺身にするなら、中心が凍っているうちに解凍を止めます。完全に溶かすと、切ったときに水が出ます。常温や流水での解凍は避けてください。
Q. 殻付きの牡蠣は、1kgで何個くらいですか?
産地とサイズで変わりますが、10個から15個が目安です。重さの大半は殻なので、身だけの重さは1kgあたり150gから200gほどです。むき身の1kgとは、食べられる量がまったく違います。
Q. 2月に申し込むと、いつ届きますか?
在庫のある品なら2週間から1か月ほどで届きます。ただし届くまでの日数は自治体ごとに違うので、商品ページの発送予定の欄を見てください。着日を指定できるページなら、受け取れる日に合わせられます。
Q. 鍋の材料を1回でそろえられますか?
真ダラとアンコウは、どちらも鍋用に切り分けた状態で届きます。同じ月に両方を頼むと冷凍庫が埋まるので、どちらか1つを選んでください。白菜は、野菜のカレンダーの2月に並んでいます。
まとめ
- 2月に予約しておく返礼品はない。次に予約するのは5月のウニ
- 牡蠣の身がいちばん入るのは2月。3月からは養分を卵と白子へ回して縮む
- ズワイガニは年末より2月。漁は3月20日ごろまで続き、値が落ち着く
- 寒ブリのブロックは長さ30センチ。刃渡り20センチの包丁が要る
- ホタテの3S〜3Lは1kgあたりの個数。刺身にするなら2L以上
- 真ダラは身と白子が別のページ。白子は着日を指定する
- 甘エビの解かし方は、箱か商品ページの指示に従う
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
2月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードでは書ききれない、締切の理由や選び分けをまとめています。
- 甘エビの返礼品、食べきる日数と子持ちかどうかはページごとに違います
ふるさと納税の甘エビは、子持ちかどうかと、届いてから何日で食べきるかが返礼品ページごとに違います。名称・原材料名・消費期限か賞味期限の欄を見て選び分けます。解かし方を書いたページは、どれも流水です。 - 寒ブリの返礼品、「寒ブリ」と書いてあっても脂がのっているとはかぎりません
ふるさと納税の寒ブリは、「寒ブリ」の名前からは脂の量が分かりません。手がかりになるのは、産地のブランドと重さの基準、1本の重さ、原材料名の「養殖」の3つの表示です。氷見の7キロの基準や成分表の脂質、発送月と獲れた月の違いも紹介します。
2月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 牡蠣 | 牡蠣の身がいちばん入るのは2月です。3月に入ると、産卵に向けて身が痩せます |
| ズワイガニ | 日本海の漁は3月20日ごろで終わります。年末の値上がりが落ち着くので、2月は同じ寄付額で脚の太いものを選べます |
| 寒ブリ | 寒ブリに脂がのるのは12月から2月です。刺身用は解凍したその日に食べきります |
| ホタテ | 貝柱の大きさは3Sから3Lまであります。刺身にするなら2L以上を選びます。生食用と書かれているかも見てください |
| 真ダラ | 鍋用の切り身と、白子が別々に並びます。白子は日持ちが短いので、着日を指定できるものを選びます |
| アンコウ | 鍋用に切り分けたものが届きます。肝が別添えかどうかで、寄付額がはっきり分かれます |
| ワカサギ | 氷の上での漁は2月までです。天ぷら用に下処理を済ませたものなら、届いてすぐ揚げられます |
| 甘エビ | 福井の「ふくい甘えび」の月からは外れます。解かし方は箱か商品ページの指示に従います |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。