ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から、4月ごろに旬を迎える春の魚介・海鮮を紹介します。
4月は、春の漁がいちばん重なる月です。カツオが黒潮に乗って北へ上り、駿河湾では桜えび漁が、相模湾から瀬戸内にかけてはシラス漁が始まります。富山湾のホタルイカも、4月に水揚げがいちばん多くなります。
4月に届くのは、小さくて数の多い海鮮です。1パックずつ小分けにできるかどうかで、食べきるまでの手間が決まります。
4月に予約しておく返礼品
4月に予約しておく返礼品はありません。
海鮮で次に締め切りが来るのは、5月のウニです。6月から8月に届く夏のウニは、獲れる前に申し込んでおく受付が5月に始まります。4月のうちは、届いた月に食べる品を選んでください。
4月に旬を迎える魚介・海鮮
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 初鰹 | 黒潮に乗って北へ上るカツオ |
| シラス | 春の漁は4〜6月 |
| ホタルイカ | いちばん多く獲れるのは4月 |
| 桜えび | 駿河湾の春の漁は3月下旬〜6月上旬 |
| アサリ | 産卵前で身が太る |
| サザエ | 春から夏が旬。つぼ焼き用は殻付き |
初鰹
初鰹は、脂が少なくさっぱりした赤身です。初鰹は黒潮に乗って南から北へ上ってくる途中のカツオで、まだ北の海で餌を食べていません。
秋の戻り鰹と同じ魚ですが、脂ののり方は反対です。脂ののった刺身が好きなら秋のカツオを、身の酸味とさっぱりした赤身が好きなら春のカツオを選んでください。
返礼品は、わらで焼いたたたきが中心です。冷凍で届いたら、袋のまま氷水に10分ほどつけて、半解凍まで戻してください。中心が少し凍っているうちに切ると、身が崩れません。
たたきは、解かしてから焼き直しますか
焼き直さなくてかまいません。表面はすでに焼いてあるので、切って薬味を載せるだけです。にんにくの薄切りと玉ねぎのスライスを合わせると、赤身の酸味がやわらぎます。
シラス
シラスの春漁は、4月から6月まで続きます。シラス漁はイワシの稚魚をすくう漁で、春と秋の年2回あります。
届く形は、塩ゆでした釜揚げ、釜揚げを干したちりめん、生のしらすの3つです。生のしらすは傷みやすいので、産地の近くにしか出回りません。返礼品でよく並ぶのは、釜揚げとちりめんです。
釜揚げは、1袋500グラムで届くことがあります。そのままだと3日ほどで食べきらなければならない量なので、小分けにして凍らせてください。ラップに50グラムずつ広げて平らにしておくと、使う日に折って取り出せます。
ホタルイカ
ホタルイカの水揚げは、4月にいちばん多くなります。富山湾の漁は3月から5月まで続き、そのなかで揚がる量が最も多いのが4月です。
1パック200グラムに、40杯から50杯ほど入っています。2人で食べきる量です。酢みそをつけても、しょうゆに漬けた沖漬けをそのまま出しても、解かすだけで食卓に出せます。
パスタに使うなら、にんにくとオリーブ油で軽く温める程度にしてください。長く火にかけると身が縮み、内臓のこくが油へ出てしまいます。
桜えび
桜えびを獲るのは、駿河湾の船だけです。国内で桜えび漁が許されているのは、静岡の由比と大井川の船に限られます。春漁は3月下旬から6月上旬まで、秋漁は10月下旬から12月下旬までと決まっています。
返礼品は、素干し・釜揚げ・生の3つです。素干しは常温で置けて、みそ汁やお好み焼きにひとつまみ入れられます。生と釜揚げのものは凍らせて届きます。かき揚げにするなら、凍ったまま衣へ入れてください。
かき揚げは、桜えび50グラムに玉ねぎ半分、小麦粉大さじ3が目安です。水は少なめにして、生地がまとまる手前で加えるのを止めてください。そうすると揚げたときにばらけません。
アサリ
4月のアサリは、産卵を控えて身が太っています。冬のあいだにためた養分を、まだ卵へ回していない時期です。
大きさは、殻の長さで3センチから4センチのものが多く、1kgで70個から90個ほど入ります。味噌汁なら1人5個、酒蒸しなら1人10個が目安です。
砂抜きを済ませて凍らせたものが多いので、凍ったまま火にかけてください。ふたをして中火で3分から4分加熱し、口が開いたら火を止めます。
サザエ
サザエの身が厚くなるのは、春から夏にかけてです。水温が上がるとサザエは海藻を活発に食べ、そのぶん身が入ります。
殻付きのまま凍らせたものが届きます。つぼ焼きにするなら、凍ったまま網に載せて、殻の口を上に向けてください。しょうゆと酒を小さじ1ずつ落とし、汁が沸いてから3分ほど焼くと火が通ります。
身を引き出すときは、殻の口に竹串を差し込み、ふたごと回してください。渦の巻いている向きに沿って回すと、いちばん奥の肝まで抜けます。肝にはにがみがあるので、好きな人と苦手な人に分かれます。
よくある質問
Q. 生のしらすは、ふるさと納税で頼めますか?
頼めるページは少なめです。生のしらすは水揚げから半日ほどで味が落ちるため、遠くまで運べません。産地の自治体が、獲れた日にだけ発送する形で受け付けることがあります。届く日を選べないので、着日を決めたいなら釜揚げを選んでください。
Q. カツオのたたきは、何人ぶんを選べばよいですか?
1節でおよそ300グラム、大人3人ぶんです。刺身なら1人100グラムが目安。2節600グラムのセットなら、5人から6人で食べきる量です。
Q. 桜えびの素干しと釜揚げを、どう使い分けますか?
素干しは水分を抜いてあるので、常温で置けて香りが強く残ります。ふりかけや薬味に使うなら素干しです。釜揚げは水分が残っているぶん、やわらかく食べられます。かき揚げやサラダに使うなら釜揚げを選んでください。
Q. 4月に届く品は、冷凍庫にどれくらい要りますか?
シラス500グラムの袋は、幅20センチ・奥行き15センチほどです。桜えび100グラムなら手のひらの大きさです。ホタルイカとアサリの袋を足しても、冷凍庫の1段には収まります。カツオのたたきだけは長さ30センチあるので、置く向きを先に決めてください。
まとめ
- 4月に予約しておく返礼品はない。次に締め切りが来るのは5月のウニ
- 初鰹は脂が少なくさっぱりした赤身。たたきは半解凍で切る
- シラスの春の漁は4〜6月。釜揚げを50グラムずつ小分けにして凍らせる
- ホタルイカの水揚げは4月に山が来る。1パック200グラムで40〜50杯
- 桜えびを獲るのは駿河湾の船だけ。春の漁は3月下旬から6月上旬まで
- 4月のアサリは1kgで70〜90個。凍ったまま火にかける
- サザエの身は春から夏に厚くなる。つぼ焼きは凍ったまま網へ
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4月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 初鰹 | 黒潮に乗って北へ上るカツオです。脂は少なく、赤身がさっぱりします |
| シラス | 春漁は4〜6月です。釜揚げなら小分けにして冷凍できます |
| ホタルイカ | いちばん多く獲れるのは4月です。生食用は解凍した日に食べます |
| 桜えび | 駿河湾の春漁は3月下旬から6月上旬です。素干しは常温で置けます |
| アサリ | 産卵前で身が太る時期です。砂抜き済みかを商品ページで見ます |
| サザエ | 春から夏が旬です。つぼ焼き用は殻付きのまま冷凍で届きます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。