ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)で受け取れる冬の味覚のうち、2月ごろに旬を迎えるフルーツ・果物を紹介します。
2月は、いちごが1年でいちばん多く出回る月です。柑橘は種類が増えて、デコポン・伊予柑・はっさく・せとかが同時に並びます。りんごとキウイは、秋に採って寝かせたものが引き続き届きます。
2月に締め切りを迎える予約はありません。急いで申し込む品がないので、時間をかけて選べます。
2月に予約しておく返礼品
2月に予約しておく返礼品はありません。
次に予約するのは、3月のさくらんぼです。6月に届くさくらんぼの先行予約(実がなる前に申し込んでおく受付)は、3月で締め切られます。人気の産地は3月を待たずに受付を終えます。さくらんぼを頼みたい方は、3月より前に産地と品種を決めておいてください。
2月に旬を迎えるフルーツ・果物
| もの | ひと言 |
|---|---|
| いちご | 1年でいちばん多く出回る月。粒も大きい |
| デコポン(不知火) | 糖度13度以上のものだけがデコポンの名で出る |
| 伊予柑 | 手でむける。1玉250gほどで食べ応えがある |
| はっさく | 中の袋がかたい。袋から実を出して食べる |
| せとか | 皮も袋も薄い。並ぶのは1か月半ほど |
| キウイ | 押してへこむようになったら食べごろ |
| りんご | 0度前後で保管された貯蔵もの。果汁は残る |
| 土佐文旦 | 出荷の盛り。5kg箱で12玉前後 |
いちご
いちごがいちばん多く出回るのは2月です。秋に植えた株は12月から実をつけはじめ、2月にいちばん多く採れます。株が育ちきったころに日も長くなり、1度に実る数が増えるからです。
2月は粒も大きくなり、あまおうなら1粒30gを超えるものが並びます。1パック280gに、9粒から12粒が入る大きさです。
品種によって、甘みと酸味の出方がちがいます。あまおうは粒が大きく、甘みのうしろに酸味が残ります。とちあいかは粒の形と大きさがそろっていて、酸味は控えめです。さがほのかは香りが強く、果肉は白っぽい色。紅ほっぺは、甘みと酸味の差がはっきりしています。
1kgと書いてあるパックは、何粒くらいですか
粒の大きさによって、30粒から45粒です。1粒30gの大玉なら33粒、1粒22gの中玉なら45粒ほど入ります。粒の数で書いてあるページのほうが、量をつかみやすいです。
デコポン(不知火)
デコポンの名で出せるのは、検査を通った実だけです。基準は、糖度13度以上・クエン酸(酸っぱさのもと)1.0%以下です。木の品種名は不知火で、デコポンは基準を通った不知火に付く商標です。
同じ畑の同じ木から採れた実でも、検査を受けていないものは不知火の名で並びます。不知火は、そのぶん寄付額が下がります。中身は同じ木の実です。甘さを数値で保証してほしいならデコポン、量を多く頼みたいなら不知火を選んでください。
頭のでっぱりは、味とは関係ありません。皮は手でむけて、中の袋も薄いので袋ごと食べられます。出回るのは2月から4月です。
伊予柑
伊予柑は、手でむける柑橘の中ではいちばん大きい部類に入ります。1玉250gほどで、みかんの2倍の重さです。皮はやわらかく、子どもでも自分でむけます。
中の袋はやや厚めです。袋から実を出して食べると、袋が口に残りません。果汁が多いので、皿の上でむいてください。
全国の伊予柑のおよそ9割を、愛媛が作っています。2月から3月に出回り、3月に入ると並ぶ数が減ります。
はっさく
はっさくは、中の袋を取ってから食べます。袋が厚くてかたいので、みかんのように袋ごと口に入れると、繊維が口に残ります。
外の皮に十字の切れ目を入れて4つに割り、房を1つずつ取り出してください。房は、袋の背に爪を立てて開きます。果肉の粒は1つずつ分かれていて、取り出しても形がくずれません。
はっさくの苦みは、ナリンギンという成分によるものです。苦みと酸味があるので、サラダに入れても甘くなりすぎません。生ハムやセロリと合わせれば、そのまま前菜として出せます。出回るのは2月から3月です。
せとか
せとかが並ぶのは、2月から3月の1か月半だけです。清見・アンコール・マーコットを掛け合わせた品種で、ほかの柑橘より収穫できる時期が短いためです。
皮も中の袋も薄く、皮のすぐ下まで果肉が入っています。手でむくと果汁がこぼれるので、包丁でくし形に切ってください。
せとかは輸送中につぶれやすく、産地は傷みを見越して箱に詰めます。そのぶん寄付額は、同じ重さの伊予柑より高くなります。2kgから3kgの小さめの箱で出す自治体が多いのも、扱いにくい果物だからです。
キウイ
キウイは、指の腹で押してわずかにへこんだら食べごろです。国産のキウイは11月に採って寝かせてあるので、2月に届くものは食べごろが近いものが多くなります。
かたいまま届いたら、りんご1個と一緒にポリ袋に入れて、口を閉じてください。りんごはエチレンというガスを出し、このガスでキウイの実がやわらかくなります。常温で3日ほどです。
食べごろになったキウイは、冷蔵庫に移してください。冷やすとそれ以上やわらかくならないので、1週間ほど持ち越せます。半分に切ってスプーンですくえば、皮をむかずに食べられます。
りんご
2月のふじは、0度前後の倉庫で保管された貯蔵ものです。11月に採ったふじを、酸素を減らした低温の部屋に入れ、呼吸を抑えたまま置いています。
貯蔵したふじは、とれたてより蜜が少なくなります。蜜は、細胞のすきまにたまった糖の液です。保管しているあいだに、この液が実に吸われていきます。果汁とかたさは残るので、生で食べても水っぽくありません。
暖房の入った部屋に出しておくと、1週間で粉っぽくなります。届いたら、箱ごと玄関や北側の部屋に置いてください。10度以下なら2か月もちます。
土佐文旦
土佐文旦は2月が出荷の盛りです。産地では12月に採った文旦を土の上に並べ、1か月ほど置いて酸を抜いてから出荷します。
1玉は400gほどで、5kg箱ならおよそ12玉。皮は厚さ1センチ近くあります。包丁で上下を切り落とし、縦に4本の切れ目を入れてから、手で開いてください。
果肉の粒は1つずつ分かれていて、しゃりっとした歯ざわりが残ります。ゼリーに入れても粒が崩れないのは、このためです。
よくある質問
Q. 2月に柑橘を4種類そろえると、食べきれますか?
1種類2kgで頼むと、合わせて8kgです。玉数にすると、およそ40玉。4人で1日に合わせて2玉食べるなら、20日ほどかかります。柑橘は10度前後の場所なら2週間もちますが、暖房の入った部屋では1週間で皮が乾きます。まず2種類を頼み、残りは3月に回すほうが食べきれます。
Q. いちごは、届いたら洗って冷蔵庫に入れますか?
洗うのは食べる直前にしてください。水がついたまま置くと、ぬれたところから傷みます。届いたらパックのふたを開けて、重なっている粒を並べ直してください。冷蔵で2日から3日が目安です。
Q. 冷凍いちごは、生のいちごと同じ使い方ができますか?
冷凍いちごは、解凍してそのまま食べる使い方には向きません。凍らせると細胞がこわれて、解凍したときに水が出るからです。ミキサーにかけてジュースやスムージーにするか、砂糖と煮てジャムにしてください。返礼品の冷凍いちごは1kg単位のものが多く、生のいちごとちがって、半年ほど日持ちします。
Q. 柑橘の「訳あり」は、味が落ちるという意味ですか?
訳ありの柑橘も、味は正規品と同じです。訳の中身は、皮の傷やそばかす模様、玉の大きさのばらつきです。同じ寄付額なら、正規品より1kgから2kgほど多く入ります。ただし、訳の中身を書いていないページは避けてください。
Q. 2月に申し込むと、いつ届きますか?
在庫のある品なら、2週間から1か月ほどで届きます。ただし柑橘には、採ってから寝かせる期間があります。順次発送(採れたぶんから順に送るという意味)と書かれたページでは、届く日を指定できません。受け取れない日がある場合は、申し込む前に自治体へ確かめてください。
まとめ
- 2月に予約しておく返礼品はない。次に予約するのは3月のさくらんぼ
- いちごが1年でいちばん多く出回るのが2月。あまおうなら1粒30gを超える
- デコポンは糖度13度以上の検査を通った不知火に付く商標で、中身は同じ木の実
- 伊予柑は1玉250gほど。手でむけて、中の袋は取ってから食べる
- はっさくは袋がかたいので、房を割って袋の背に爪を立てて開く
- せとかが並ぶのは2月から3月の1か月半。皮が薄く、輸送でつぶれやすい
- キウイは押してへこんだら食べごろ。そこから冷蔵庫へ移すと1週間持ち越せる
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2月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードでは書ききれない、締切の理由や選び分けをまとめています。
- ふるさと納税のいちごは、品種名ではなく届く月で中身が入れ替わります
ふるさと納税のいちごは、品種名では届く月が決まりません。1つの株が11月から5月まで実をつけ続けるからです。12月着と3月着で入れ替わるのは、同じ株の何回目の花から採れた実か。甘いのは1月から3月、同じ寄付額でグラム数が増えるのは4月から5月です。
2月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| いちご | いちごの入荷は2月に増え、3月にいちばん多くなります。あまおうは粒が大きく、酸味も残ります。とちあいかは粒の形と大きさがそろい、さがほのかは香りの強い品種です |
| デコポン(不知火) | デコポンが出るのは2〜4月です。糖度13度以上で酸の少ないものだけが「デコポン」の名で出ます。同じ品でもJA以外からは「不知火」の名で並び、値段はデコポンより安いです |
| 伊予柑 | 伊予柑は2〜3月に出ます。皮が手でむけるので、子どもでも自分で食べられます |
| はっさく | はっさくが出るのは2月から3月です。中の袋がかたいので、袋から実を出して食べます |
| せとか | せとかが並ぶのは2月から3月の1か月半ほどです。皮も袋も薄く、包丁で切って食べます |
| キウイ | キウイは寝かせてから出回ります。指で押してわずかにへこむようになったら食べごろです |
| りんご | 2月のふじは0度前後で保管された貯蔵ものです。蜜は減っても、果汁は残ります |
| 土佐文旦 | 土佐文旦は2月が出荷の盛りです。1玉400gほどで、5kg箱なら12玉前後入ります |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。