12月ごろに旬を迎える冬の味覚の野菜を、ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)から紹介します。
12月は、白菜と大根が鍋の材料としていちばん多く使われる時期です。下仁田ねぎが並ぶのも12月です。ほうれん草は寒締めのものがそろい、れんこんとブロッコリーはおせちにも使えます。中身を選べない野菜の詰め合わせは、段ボール1箱で届きます。
12月は、寄付の申し込みが1年でいちばん集まる月でもあります。品物を選ぶ前に、着く日を選べるページかどうかを確かめてください。
12月に予約しておく返礼品
12月に予約しておく返礼品はありません。野菜で申し込む時期に気をつけたいのは11月の白菜だけで、12月はその締切のあとです。
次に受付が始まるのは、淡路島の新玉ねぎになります。新玉ねぎは3月から4月に採れるので、申し込む時期は1月から2月です。北海道のアスパラガスは2月から3月、とうもろこしは5月から6月に申し込みます。
12月に届く品を選ぶときに見るのは、受付の月ではなく、着く日を指定できるかどうかです。「12月◯日から◯日のあいだで指定できます」と書いてあるページなら、受け取れる日に合わせられます。書いていないページの品は、収穫でき次第の発送です。
12月に旬を迎える野菜
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 白菜 | 鍋の季節のまん中。1玉2〜3kg |
| 大根 | 下ゆでで味のしみ方がそろう |
| ほうれん草 | 生は3〜4日、凍った状態なら1〜2か月 |
| ねぎ | 下仁田ねぎが並ぶ。煮ると甘みが出る |
| れんこん | 酢れんこんは2週間もつ |
| ブロッコリー | 冬のものは粒が締まる |
| 野菜セット | 5〜10kgで段ボール1箱 |
白菜
12月の白菜は、着く日を選べるページから探してください。12月は、自治体の発送と運送会社の便が同時に混むからです。
自治体は、入金を確かめてから農家に数を伝え、収穫と箱詰めを頼みます。そのあと伝票を作り、運送会社に集荷を頼みます。この段取りにかかる日数は、数日から2週間です。12月は申し込みが重なるので、発送は先に申し込んだ人の品から順に進みます。運送会社も年末は便が混み、冷蔵で運べる数には限りがあります。
白菜は1玉2〜3kgで、大きいものは直径25センチ・長さ35センチほどです。丸ごと入れると、1玉で野菜室の底が埋まります。受け取った日に半分を切り分け、ざく切りにして保存袋に入れて凍らせてください。凍らせた白菜は、鍋にも味噌汁にも凍ったまま入れられます。
年末年始に家を空けるので、受け取れない日があります
生鮮の返礼品は、ほとんどの場合、宅配ボックスに入れてもらえません。留守にしていると配達員が荷物を持ち帰るので、再配達を頼むことになります。年が明けてからの日を指定できるページもあるので、そうしたページから選んでください。
大根
おでんの大根は、下ゆでしてから煮汁に入れてください。生のまま煮汁に入れると、外側だけが煮えて、中心まで味がしみないからです。
大根の細胞は、壁どうしがのりのような成分でつながった状態です。水から20分ゆでると、このつながりがゆるんで、細胞のすきまが開きます。開いたすきまに煮汁が入るので、短い時間で中心まで味がしみます。
米のとぎ汁でゆでると、とぎ汁に含まれる米のでんぷんが辛みのもとを抱えこみ、湯の中へ引き出します。大根は厚さ3センチの輪切りにして、面取りをしてから鍋に入れてください。
12月の大根は、霜に当たって甘みがのり、身も締まっています。1本1kg前後なので、5kg箱ならおよそ5本です。
ほうれん草
凍った状態で届くほうれん草は、下ゆでとあく抜きが済んでいます。産地でゆでた時点で、えぐみのもとのシュウ酸が湯に出ているからです。
家では、凍ったまま汁ものに入れられます。冷凍室で1〜2か月もち、ゆでる手間もあく抜きも要りません。
生のほうれん草は、冷蔵庫に入れても3〜4日で葉がしおれます。1kgで3〜4束あり、4人家族でも食べきるのに1週間かかります。1週間で使い切れるなら生のものを、ためておくなら凍った状態のものを選んでください。
生のものを頼んだときは、届いた日に半分をゆでます。たっぷりの湯に根元から入れて30秒ゆで、葉も入れてさらに30秒ゆでてください。かために上げて水気を切り、小分けにして凍らせます。
ねぎ
下仁田ねぎが並ぶのは、12月です。下仁田ねぎは、群馬県の下仁田町のまわりで作られる、白いところが太く短い品種です。
1本の長さは20センチほどで、白いところの太さは4センチを超えます。生のままだと辛みが強く、薬味には向きません。そのかわり、火を通すと身がとろけて甘みが出ます。
鍋に入れるなら、長さ4センチのぶつ切りにしてください。ふつうのねぎより身が厚いので、煮る時間を5分ほど長く取ります。すき焼きに入れても、崩れずに形が残ります。
1kgで、4〜5本です。泥付きなら、新聞紙で包んで暖房の入っていない場所に立てておけば、2週間もちます。
れんこん
酢れんこんにすると、冷蔵で2週間もちます。酢に漬けると、表面で菌が増えにくくなるからです。
れんこんを薄切りにして2分ゆで、水気を切って、酢と砂糖を合わせた液に漬けます。ゆですぎるとでんぷんが変化してやわらかくなるので、ゆで時間は2分にしてください。酢に漬けたれんこんは、切り口の白さも保てます。
12月のれんこんは、でんぷんが1年でいちばん多い時期のものです。厚く切って15分煮ると、ほくほくした口あたりになります。煮しめに入れるなら、厚く切ってください。
3kgで、およそ6本から8本です。泥付きは節のまま届くので、1本ずつラップで包んで冷蔵庫に入れてください。丸ごとなら1週間、切ってからは2〜3日もちます。
ブロッコリー
冬のブロッコリーは、粒が締まります。気温が低いと、つぼみがゆっくり開くからです。
ゆっくり育つあいだに、ブロッコリーの株は糖をためます。畑で凍らないための備えで、大根やほうれん草と同じ仕組みです。冬のブロッコリーは、ゆでただけで甘みが分かります。
ゆで時間は2分半です。ゆでたらざるに広げて冷ますと、水っぽくなりません。氷水にとると、切り口から水を吸って味がぼやけます。
生で届くものは1株300〜400gほどで、冷蔵でもつのは3〜4日です。凍った状態で届くものは下ゆでが済んでいて、1kgの袋を冷凍庫で1か月置けます。袋の厚さは5センチ、大きさはA4ほどです。冷凍庫の引き出しに、2袋を立てて並べられます。
野菜セット
野菜の詰め合わせは、中身を選べないかわりに量が入ります。産地が、その週に採れた野菜を詰め合わせて送るからです。
中身は8品目から12品目、重さは5kgから10kgで、段ボール1箱で届きます。箱の大きさは、幅50センチ・奥行き35センチ・高さ30センチほどです。
玄関で箱を開けて、中身をその場で3つに分けてください。
- 床へ置くもの……じゃがいも、玉ねぎ、かぼちゃ、さつまいも、泥付きのごぼう。新聞紙に包んで、日の当たらない床へ。どれも1か月はもつ
- 野菜室へ入れるもの……大根やにんじん。立てて入れる。2週間もつ
- その日に手をつけるもの……葉物、きのこ。ゆでるか切るかして凍らせる。3日で葉がしおれる
品目は選べませんが、内訳はおおよそ決まっています。5kgのセットなら、半分ほどが床に置く根菜と芋です。床に50×35センチ、野菜室の底に40×35センチの場所を空けておいてください。この2か所が空いていれば、届いた日に置き場所で迷わずに済みます。
よくある質問
Q. 寒締めのほうれん草は、ふつうのほうれん草とどう違いますか?
寒締めのほうれん草は、育てる途中で寒さに当てたものです。葉が凍らないように糖をためるので、甘みが濃くなります。葉は地面に広がるように厚く育ち、縮れが強く出ます。
Q. 下仁田ねぎを、薬味に使えますか?
生のままだと辛みが強いので、薬味には向きません。刻んで5分ほど水にさらすと辛みは抜けますが、香りも一緒に落ちます。薬味に使うねぎは、ふつうの根深ねぎか青ねぎを別に頼んでください。
Q. セットに、苦手な野菜が入っていたらどうしますか?
野菜セットでは、品目を選べません。ただし、産地によっては「葉物中心」「根菜中心」のように中身をかたよらせたセットを用意しています。苦手なものがはっきりしているなら、品目が書いてあるページから選ぶと、苦手な野菜を避けられます。
Q. 12月に申し込むと、白菜はいつ届きますか?
着く日を指定できるページなら、指定した日に届きます。指定できないページの品は申し込みの順に発送されるので、年をまたぐことがあります。年内の鍋に間に合わせたいなら、11月中に申し込んでおくのが確実です。
Q. 正月に使う野菜は、いつ受け取るのがよいですか?
れんこん・ごぼう・大根は日持ちが長いので、12月の中旬に受け取っても年末までもちます。葉物とブロッコリーは3〜4日しかもたないので、使う日の2日前に着くように指定してください。
まとめ
- 12月に予約しておく返礼品はない。次に受付が動くのは新玉ねぎ(1〜2月)
- 申し込みが1年でいちばん集まる月。着く日を選べるページを探す
- おでんの大根は、米のとぎ汁で20分下ゆでしてから煮汁へ
- 凍った状態のほうれん草は下ゆでとあく抜きが済み、冷凍室で1〜2か月
- 下仁田ねぎは白いところが太さ4センチ。煮ると身がとろける
- 酢れんこんは薄切りで2分ゆでて漬ける。冷やして2週間
- 詰め合わせは5〜10kgで段ボール1箱。床・野菜室・その日に使うものの3つに分ける
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12月の申し込みで、迷いやすいところ
表とカードでは書ききれない、締切の理由や選び分けをまとめています。
- 冬野菜の返礼品は、鍋を前提にした量で届きます
丸ごとの白菜2玉と大根5本は、野菜室に入りません。0度から10度の置き場を家の中で数えて箱の重さを決める方法と、受け取る日の選び方をまとめました。 - 黒枝豆の返礼品は、10月の上旬に届くか下旬に届くかで味が変わります
丹波の黒枝豆は、10月上旬から2〜3週間しか採れません。上旬はさっぱり、中旬はもっちり、下旬は黒豆に近いこくと、同じ畑でも採る時期で味とゆで時間が変わります。返礼品のページで発送時期を選ぶときの見方まで。 - 里芋の返礼品は、大きさがそろっていなくても普通です
ふるさと納税の里芋は、大小の混ざった箱で届くことがよくあります。1つの株から大きさの違う芋が採れるためです。届いた日の分け方と使い分け、申し込む前にページで見る言葉まで。 - さつまいもの返礼品は、掘りたてが甘いとはかぎりません
ふるさと納税のさつまいもは、品種だけでなく、産地で寝かせた日数と家での焼き方でも甘さが変わります。商品ページの「貯蔵」「熟成」の見分け方と、掘りたてが届いたときの置き場所、焼き方まで。
12月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 白菜 | 1玉2〜3kg。外葉を付けたまま新聞紙で包み、根を下にして立てます。置き場が足りないときは半分をざく切りにして凍らせます |
| 大根 | 鍋の季節のまん中です。着く日を選べるページを探します |
| ほうれん草 | 寒締めのものは葉が厚く、甘みが濃くなります |
| ねぎ | 下仁田ねぎが並ぶのは12月です。煮ると甘みが出ます |
| れんこん | 冬のれんこんはでんぷんが多く、煮るとほくほくします |
| ブロッコリー | 冬のものは粒が締まります。冷凍のものは下ゆでが済んでいます |
| 野菜セット | 中身を選べないかわりに量が多く、段ボール1箱で届きます |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。