ふるさと納税の返礼品(寄付のお礼に届く品)で受け取れる春の味覚のうち、4月ごろに旬を迎えるフルーツ・果物を紹介します。
夏に届くマンゴーとメロンは、どちらも4月が受付の締め切りです。5月から8月に届く品は、4月までに申し込んでおく必要があります。
4月に届くのは柑橘だけです。清見オレンジとデコポンは4月で出荷が終わり、入れ替わりに甘夏と河内晩柑が並びます。
4月に予約しておく返礼品
4月に予約しておくのは、マンゴーと北海道のメロンです。どちらも届くのは夏で、受付の枠は4月でほぼ埋まります。
マンゴー(先行予約)
宮崎と沖縄のマンゴーは、先行予約(実がなる前に申し込んでおく受付)でしか申し込めません。届くのは5月から7月です。
マンゴーの数を増やせないのは、育て方に理由があります。マンゴーの木は1本の枝にいくつも花をつけますが、農家は実を1つか2つだけ残して、あとは落とします。残した実に養分を集めないと、1玉350gまで大きくならないからです。
そのため、その年に出せる箱の数は、春の時点でわかっています。受付の枠は、売り切れで閉じるのではありません。はじめから決まった数しかないのです。追加を待っても、その年に採れる玉は増えません。
届く時期は、産地によってずれます。宮崎は5月から7月、沖縄は6月から8月です。宮崎の完熟マンゴーは、実が自然に落ちるのを網で受けて採ります。そのため、届いたその日が食べごろです。
太陽のタマゴという名前は、品種のことですか
品種はアーウィンです。宮崎県のアーウィンのうち、1玉350g以上・糖度15度以上で、色づきも基準を通ったものだけに付く名前です。同じ木から採れても、基準を外れたものは完熟マンゴーの名で並びます。
北海道のメロン(先行予約)
夕張と富良野のメロンは、4月までに受付の枠がほぼ埋まります。届くのは6月から8月です。
メロンもマンゴーと同じく、1本のつるに実を1つだけ残して育てます。農家は残りの実を小さいうちに落とすので、出荷できる玉の数は畑の面積で決まります。
夕張メロンは赤肉で、香りが強いメロンです。富良野には赤肉と青肉の両方があり、青肉のほうがあと味は軽めです。贈りものにするなら、箱に食べごろの日付が入っている夕張メロンのほうが渡しやすい品です。
夕張と富良野の枠が4月に埋まっても、ほかのメロンは選べます。静岡の温室で育てたマスクメロンなら、5月に申し込んでも間に合います。
4月に旬を迎えるフルーツ・果物
| もの | ひと言 |
|---|---|
| 甘夏 | 4月から5月。酸味が強めの柑橘 |
| 清見オレンジ | 出荷は4月まで。果汁が増える |
| デコポン(不知火) | 出荷は4月で終わる |
| 河内晩柑 | 4月から6月。苦みはほとんど出ない |
甘夏
甘夏は、ほかの柑橘より酸味が強く感じられます。名前の「甘」は、もとの夏みかんより酸が少ないという意味です。甘夏は、夏みかんの枝の1本だけ性質が変わったところから生まれました。デコポンやせとかを食べたあとに甘夏を食べると、はっきり酸っぱく感じます。
そのため、甘夏は甘い柑橘を求める方には向きません。向くのは、皮まで使いたい方です。皮が厚く、白い部分も5ミリほど残ります。刻んだ皮を、皮の重さの半分の砂糖で煮れば、マーマレードになります。1玉から取れる皮は70gほどです。
果肉は、袋から出して食べてください。袋が厚いので、はっさくと同じむき方になります。出回るのは4月から5月。5kg箱で、およそ12玉から15玉入っています。
清見オレンジ
4月の清見オレンジは、3月のものより果汁が多くなります。木に長くならせたぶん、実の中に水分が入るからです。そのかわり皮が実にはりついて、手ではむきにくくなります。
包丁で横に輪切りにするか、くし形に切ってください。まな板の上で切れば、こぼれた果汁が手や机に残りません。
清見オレンジが並ぶのは4月までです。5月に入ると、日本生まれのオレンジは並ばなくなります。同じくらい甘い柑橘を続けて頼みたいなら、5月は河内晩柑に切り替えてください。
デコポン(不知火)
デコポンが並ぶのは4月までです。5月からは、冷やして寝かせた貯蔵ものが少し残るだけになります。
4月のデコポンは皮が浮いていて、押すとへこみます。実が熟すにつれて、皮と果肉のあいだにすきまができるためです。傷んでいるわけではありません。皮が浮いているぶん手でむきやすく、包丁は要りません。
デコポンの名で出せるのは、糖度13度以上・クエン酸(酸っぱさのもと)1.0%以下という検査を通ったものだけです。木の品種名は不知火で、検査を受けていないものは不知火の名で並びます。不知火は、そのぶん寄付額が下がります。
河内晩柑
河内晩柑は、見た目はグレープフルーツに似ていますが、苦みはほとんどありません。黄色い皮と厚い袋から苦い味を想像しがちですが、食べると甘みと軽い酸味だけを感じます。グレープフルーツに似た見た目なのに苦みがないことから、和製グレープフルーツと呼ばれています。
手がいちばん汚れないのは、冷やしてから横半分に切り、スプーンですくう食べ方です。皮が厚いので、専用のスプーンがなくても果肉だけをすくえます。
主な産地は熊本と愛媛で、出回るのは4月から6月です。河内晩柑は木の上で冬を越させるので、同じ木に翌年の花とその年の実が同時に付きます。5kg箱なら、およそ10玉から14玉。
よくある質問
Q. 4月に予約したマンゴーは、いつ届きますか?
宮崎産なら5月から7月、沖縄産なら6月から8月です。順次発送(採れたぶんから順に送るという意味)のページが多く、日にちは指定できません。受け取れない日が続く場合は、申し込む前に自治体へ確かめてください。
Q. マンゴーとメロンを両方予約すると、届く時期は重なりますか?
重なります。宮崎のマンゴーは5月から7月に届き、夕張のメロンは7月が盛りです。冷蔵庫の場所を取るのはメロンのほうで、1玉1.6kgの箱がまるごと入ります。時期をずらしたいなら、マンゴーを沖縄産にして、8月に届くように頼んでください。
Q. 4月に届く柑橘は、どれくらいもちますか?
10度前後の場所で2週間ほどです。甘夏と河内晩柑は皮が厚いぶん水分が抜けにくく、3週間もつこともあります。暖房を切った部屋か、日の当たらない玄関に置いてください。冷蔵庫に入れると乾いて、皮が実にはりつきます。
Q. マーマレードにするなら、どの柑橘を選びますか?
甘夏を選んでください。皮が厚く白い部分も残るので、1玉から70gほどの皮が取れます。5kg箱なら、皮だけで900gほど。皮の重さの半分の砂糖で煮て瓶に詰めれば、冷蔵で1か月もちます。皮まで使うつもりなら、農薬の使用を減らした産地のものを選んでください。
Q. 4月に寄付すると、控除はいつの年のぶんになりますか?
寄付した年の1月から12月までのぶんとして数え、控除は翌年に受けます。限度額(控除を受けられる寄付額の上限)は、その年の所得で決まります。年の前半に寄付するときは、前の年の源泉徴収票を目安にしてください。
まとめ
- 4月に予約しておくのはマンゴーと北海道のメロン。届くのは5月から8月
- マンゴーの枠が増えないのは、1本の枝に実を1つか2つしか残さないから
- 太陽のタマゴは品種名ではない。宮崎のアーウィンのうち、1玉350g以上・糖度15度以上のものに付く名前
- 夕張と富良野の枠が埋まっても、静岡の温室のメロンは5月に選べる
- 甘夏は酸味が強い。皮が厚いので、1玉から70gの皮が取れる
- 日本生まれのオレンジとデコポンは、4月で出荷が終わる
- 河内晩柑は見た目がグレープフルーツに似ているが、苦みはほとんどない
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4月に見るものを、1つの表で
| もの | ひと言 |
|---|---|
| マンゴー(先行予約) | 宮崎と沖縄のマンゴーは、先行予約でしか申し込めません。届くのは5〜7月です申し込みどき:4月までに申し込む → 5〜7月着 |
| 北海道のメロン(先行予約) | 北海道の夕張と富良野のメロンは、4月までに受付の枠がほぼ埋まります申し込みどき:4月までに申し込む → 6〜8月着 |
| 甘夏 | 甘夏が出るのは4〜5月です。ほかの柑橘より酸味が強いので、甘い柑橘が好きな人には向きません |
| 清見オレンジ | 清見オレンジは4月まで出ます。3月のものより果汁が増えるかわりに、皮はむきにくくなります |
| デコポン(不知火) | デコポンの出荷は4月で終わります。5月からは、冷やして寝かせた貯蔵ものが少し残るだけです |
| 河内晩柑 | 河内晩柑が出るのは4〜6月です。見た目はグレープフルーツに似ていて、苦みはほとんどありません |
ほかの月と、ほかのカレンダー
ふるさと納税の決まりは、年ごとに見直されます。控除の上限額も、返礼品として出せる品の 基準も、去年と同じとはかぎりません。申し込む前に、自治体と、さとふる・楽天ふるさと納税 などの申込サイトの記載を確かめてください。