乾燥に使うもの、選び方
塗る量より、逃がさない順番のほうが効きます。
何が起きているか
角層の水分が保てない状態。洗いすぎ、湯温、湿度が主な要因です。目安になる湿度は50〜60%で、下回るといくら塗っても追いつきません。

角層は、細胞がレンガのように積まれ、そのすき間を脂の層が埋めています。この脂にふくまれるセラミドは水をつかむ性質があり、減るとすき間があいて水が抜けていく。足りないのは水ではなく、水をつかむ側です。だから水だけ足しても、抜ける速さが変わらなければ同じところへ戻ります。
秋の乾燥は、9月の“乾きはじめ”から始まっています。化粧水を足す前に見る3つで、 ここをもう少しほどいて書いています。
区分ごとに、言えることが違います
同じ悩みでも、化粧品・医薬部外品・医薬品で書ける効果の範囲が違います。 棚を選ぶ前に、ここを見ておくと迷いません。下は承認されている言い回しをそのまま引いたものです。
| 区分 | この悩みで言えること |
|---|---|
| 化粧品 | 「肌にうるおいを与える、乾燥を防ぐ」 |
| 医薬部外品(薬用) | 「肌荒れ・あれ性を防ぐ」 |
よく名前が挙がる成分
セラミド、ヘパリン類似物質、ワセリン、ヒアルロン酸、グリセリン
気をつけること
室内の湿度が足りていないときは、化粧品より加湿のほうが効きます。ヘパリン類似物質は医薬品・医薬部外品にあり、区分で言えることが違います。
この悩みに使われているもの
商品は楽天で探して、★4.3以上・レビューの多いものから順に並べています (ふるさと納税は100件以上、それ以外は500件以上)。 ★も価格も在庫も変わるので、押した先の商品ページで確認してください。
肌に合わないときは使用を中止し、症状が続くときは皮膚科へ。
この悩みを掘り下げた記事
- 秋の乾燥は、9月の“乾きはじめ”から始まっています。化粧水を足す前に見る3つ
肌の外側はラップ1枚ぶんの厚さで、レンガの壁のような作りをしています。すき間を埋めるモルタルにあたるセラミドが減ると水が逃げます。何が減るのか・なぜ減るのか・どう埋めるのかを順番にまとめました。
ほかの悩み
- 毛穴 毛穴の悩みは3種類あって、効くものがそれぞれ違います。
- シミ・そばかす できてしまったものと、これからできるもの。効くアイテムが分かれます。
- シワ 「シワを改善する」と書けるのは、効能の承認を受けたものだけです。
- くすみ くすみは医薬品の用語ではありません。だから原因から切り分けます。
- ニキビ 「防ぐ」と「できたあと」で、棚が別になります。
- たるみ 皮膚だけの話ではありません。だから化粧品でできることには限りがあります。
- 赤み・酒さ 赤みが続くときは、化粧品より先に受診の目安を書いておきます。
- テカリ・皮脂 皮脂を落としすぎると、かえって出ます。
- 目の下のクマ 青・茶・黒。色で原因が分かれ、効くものも変わります。
- 肌あれ 季節の変わり目と体調で出るもの。まず刺激を減らします。
- かかと・ひじのガサガサ 顔と同じ保湿では追いつきません。表示に「かかと」と書ける成分があります。
- 日焼け・UV対策 シミ・シワ・たるみの、いちばん手前にある対策です。
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