ふるさと納税で柚子を探すと、1kgから5kgまでの箱が並んでいます。冬至のゆず湯に使いたいけれど、何kgを頼めばよいのか迷いますよね。
返礼品(寄付のお礼に届く品)の柚子を選ぶとき、先に確かめたいのは日持ちです。生の柚子は、届いてから1週間ほどしかもちません。
1週間で使いきれない柚子は、皮と果汁に分けて冷凍します。冷凍の手間をかけたくないなら、生の柚子でなく加工品で足りるかを先に考えます。
この記事はこんな方に向けて書いています
- 冬至のゆず湯と料理に使う柚子を、何kg頼めばよいか知りたい
- 青柚子と黄柚子が、それぞれいつ届くのか知りたい
- 生の柚子を頼むか、加工品で足りるかを決めたい
生のまま出荷される柚子は、2割に届きません
柚子の多くは、搾られて果汁になります。
全国のゆずの出荷量のうち、生のまま出荷されたのは18%です(平成29年、農林水産省の物部ゆずの登録資料)。残りの8割あまりは、果汁などの加工の原料に回ります。
生で出す柚子が少ない理由のひとつは、枝の鋭いとげです。とげが当たると、実の皮に傷が付きます。生で出す柚子は見た目が問われるので、剪定や収穫に手間がかかります(同じ資料)。
楽天ふるさと納税で「柚子」と探すと、上位にはぽん酢や果汁、ゆずこしょうのページが多く並びます(2026年10月時点)。
青柚子は8月下旬から、黄柚子は11月から
青柚子と黄柚子は、同じ木の実です。採る時期で呼び名が分かれます。
福岡県上毛町のページによると、上毛町では8月下旬から9月中旬に青ゆずを、11月ごろに黄ゆずを収穫します。11月以降の黄ゆずは、青ゆずが熟したものです(2026年10月時点)。
徳島県那賀町の木頭ゆずの青ゆずは、8月下旬から9月末ごろに発送されます。申し込みの期日は9月15日ごろまでです(ふるさとチョイス、2026年10月時点)。
黄柚子の出荷量は、11月から年明けの1月に集中します(JETRO)。
| 青柚子 | 黄柚子 | |
|---|---|---|
| 届く時期 | 8月下旬から9月 | 11月から1月 |
| 皮の色 | 緑 | 黄色 |
| 返礼品のページにある使い方 | 皮をすりおろして薬味に。ゆずこしょうに | 皮を料理の香りづけに。果汁を搾る |
上毛町のページは、黄ゆずになると果汁が多くなり、香りも強くなると書いています。冬至のゆず湯と鍋に使うなら、黄柚子のページを選んでください。
柚子の産地は、高知県が全国の半分
高知県の柚子の収穫量は11,769トンです。全国の22,918トンのうち、51.4%を高知県が占めます(令和3年産、農林水産省の特産果樹生産動態等調査を高知県がまとめた資料)。
JETROの紹介では、高知県に続くのが徳島県と愛媛県です(2016年の調査で13%と11%)。
高知県香美市の物部ゆずは、生で出す柚子に絞って育てている産地です。物部ゆずは、出荷のうち69%を生のまま出しています(平成29年、農林水産省)。全国の18%と比べると、4倍近い割合です。
ふるさと納税の生の柚子は、和歌山県・徳島県・福岡県・山梨県などのページが並んでいます(楽天ふるさと納税、2026年10月時点)。高知県の柚子は、果汁やぽん酢、ゆず茶のページで多く見かけます。
生の柚子は、届いてから1週間ほど
返礼品のページに書かれた日持ちは、5日から7日です(2026年10月時点)。
| 自治体 | 日持ちの表示 | 保存の指定 |
|---|---|---|
| 和歌山県広川町 | 消費期限は約1週間 | 冷蔵庫などの冷暗所 |
| 徳島県佐那河内村 | 出荷日から約5日 | 直射日光を避けて常温 |
| 福岡県上毛町 | 7日 | 冷蔵便で届く。常温では1週間程度 |
佐那河内村の「出荷日から約5日」は、出荷した日から数えた日数です。配送に2日かかれば、届いてから使えるのは3日ほどです。
上毛町のページは、配送に2〜3日かかるので、届いたらすぐに加工して冷凍するよう案内しています。
生の柚子は、ぶつけた所から傷みはじめます(上毛町のページ)。箱が届いたら、その日のうちに中を開けて、傷んだ実が無いか見てください。
1kgで届く柚子の数
JETROによると、柚子1個の重さは120gから130gです。1kgなら8個ほどになります。
返礼品のページでは、上毛町の青ゆず5kgが約40個、那賀町の青ゆず3kgが約36個です(2026年10月時点)。1個あたりにすると、上毛町は125gほど、那賀町は80gあまりです。
同じ1kgでも、実が小さければ個数は多くなります。個数を書いていないページもあります。
広川町の訳あり柚子のレビューには、「本柚子ではなく一才柚子のように小さく皮も薄く香りも少ない」という声が1件あります(2026年10月時点)。大きさを気にするなら、個数か1個の重さを書いたページを選んでください。
冬至のゆず湯に使う数
冬至は、12月21日か22日です(国立天文台の暦要項)。
日本メディカルハーブ協会は、ゆず湯の柚子を3〜5個で試し、様子を見て増やしたり減らしたりするよう案内しています。輪切りか半分に切り、表面の種を取り除いて湯に入れる方法です。
同じ協会は、肌に合わない場合はゆず湯をやめるよう書いています。
1kgの箱なら8個ほど届きます。ゆず湯に3〜5個を使うと、料理に回せるのは3〜5個です。
冬至に使うなら、12月中旬までに申し込んでください。生の柚子のページは、順次発送(準備ができた順に送ること)のものが多くあります。届く日は選べません。
早く届いたら、冬至まで置いておけますか
日持ちの目安は1週間ほどです。冬至の2週間前に届いた柚子は、冬至の日には目安を過ぎています。料理の分を先に使い、ゆず湯の分は冬至の近くに買い足すことも考えておいてください。
箱の量は、1週間で使う数から決めます
箱の量は、生のまま1週間で使う数に、冷凍に回す数を足して決めます。
| こう使う | 選ぶ箱 |
|---|---|
| ゆず湯に3〜5個と、鍋や汁ものに少し | 1kg(8個ほど) |
| ゆず湯のほか、皮と果汁を冷凍して冬のあいだ使う | 2kgから3kg |
| ゆずジャムやゆず茶を家で作る | 5kg |
上毛町は、5kgの箱をゆず茶やゆずジャム、ゆずごしょうなどの加工品づくりに勧めています。
1kgの箱で選ぶなら、和歌山県広川町の和歌山県広川町 訳あり柚子 1kg〜3kg(生)が1件です。和歌山県有田産の柚子で、1kgに傷み補償分の200gを足して届きます。2kgと3kgも選べます(2026年10月時点)。
発送は10月下旬から1月下旬の順次発送です。ご家庭用の選別なので、外皮に擦れ傷のある実が入ることがあります。家で使う人に向いた箱です。
届いた日に、皮と果汁に分けます
1週間で使わない柚子は、届いた日に皮と果汁に分けて冷凍します。上毛町のページも、果汁を搾って冷凍しておけば、料理やお菓子づくりにしばらく使えると書いています。
皮から先にむいてください。搾ったあとの実はつぶれていて、皮を薄くそぎにくくなります。
皮は、黄色い表面だけを薄くそいで細く刻みます。小分けにしてラップで包み、冷凍庫へ入れてください。使うときは、凍ったまま汁ものや鍋に入れます。
果汁は、皮をむいた実を半分に切って搾ります。種を取って製氷皿で凍らせ、固まったら保存袋へ移してください。ぽん酢や和えものに、1つずつ出して使えます。
傷のある実も、冷凍してしまって大丈夫ですか
傷のある実から先に分けてください。皮をそぐときは、傷の部分をよけます。傷んでやわらかくなった実は使わないでください。
訳ありの柚子は、皮の擦れ傷
訳ありの理由として書かれているのは、皮の表面の傷です。
広川町は「外皮に擦れ傷などついた果実も入る場合もございます」と書いています。佐那河内村は「表面に若干のキズやスレ」、上毛町は「傷が入っているもの」を含むと書いています(2026年10月時点)。
柚子は枝に鋭いとげがあり、皮に傷が付きやすい果物です(農林水産省の物部ゆずの登録資料)。佐那河内村のページは、傷があっても香りと味に問題はないと書いています。
訳ありの箱も、届いた日に中を確かめてください。傷のある実から先に使います。
生の柚子か、加工品で足りるか
生の柚子が要るのは、ゆず湯に使うときと、皮をそいで料理の香りづけに使うときです。果汁やゆずこしょうでは、この2つの代わりになりません。
ぽん酢や和えものに果汁を少し使うだけなら、加工品の果汁で足ります。届いた日に搾って冷凍する手間がかかりません。保存のしかたと期限は品ごとに違うので、ページの表示を見てください。
生の青柚子が届くのは、8月下旬から9月だけです。冬に青柚子の皮の風味がほしいなら、青ゆずで作ったゆずこしょうで受け取ることになります。
加工品は、この記事の商品枠には出ません。この記事で並べるのは、収穫の時期に届く生の柚子だけです。
青いゆずこしょうと黄色いゆずこしょうは、何で色が分かれるんですか
材料の柚子と唐辛子の色です。青ゆずの皮と青唐辛子で作るものと、黄色い柚子と赤唐辛子で作るものがあります。原材料の欄を見てください。
どれを申し込むか
ここまでの話から、申し込むものを選びます。
| こうしたい | 申し込むもの |
|---|---|
| 冬至のゆず湯に使いたい | 生の黄柚子の1kg。12月中旬までに申し込む |
| 皮と果汁を冬のあいだ料理に使いたい | 生の黄柚子の2kgから3kg。届いた日に冷凍する |
| 冷凍の手間をかけたくない | 加工品の果汁(商品枠には出ません) |
| 青柚子の皮を冬にも使いたい | 青ゆずで作ったゆずこしょう(商品枠には出ません) |
| 青柚子を生で受け取りたい | 青柚子のページ。8月のうちに申し込む |
よくある質問
Q. 青柚子と黄柚子は、違う品種ですか?
同じ木の実です。8月下旬から9月に採ったものが青柚子で、熟して11月ごろに採ったものが黄柚子です。
Q. 生の柚子は、届いてから何日もちますか?
返礼品のページの表示では、5日から7日です。1週間ほどと考えてください。佐那河内村のように「出荷日から約5日」と書いたページもあります。
Q. ゆず湯には、柚子を何個入れますか?
日本メディカルハーブ協会の案内では、3〜5個で試して、様子を見て増やしたり減らしたりします。肌に合わない場合はやめてください。
Q. 柚子1kgは、何個ですか?
1個120gから130gなら、8個ほどです。実が小さければ、個数は多くなります。
Q. 柚子の産地はどこですか?
高知県です。令和3年産では、全国の収穫量の51.4%を高知県が占めます。徳島県と愛媛県が続きます。
Q. 冬至のゆず湯に間に合わせるには、いつまでに申し込みますか?
12月中旬までに申し込んでください。生の柚子のページは順次発送が多く、届く日を選べません。
まとめ
- 全国のゆずのうち、生のまま出荷されたのは18%(平成29年)。8割あまりは果汁などになる
- 青柚子は8月下旬から9月、黄柚子は11月から1月に届く。同じ木の実で、採る時期が違う
- 生の柚子の日持ちは1週間ほど。届いた日に箱を開けて、傷んだ実が無いか見る
- 1kgは8個ほど。ゆず湯の3〜5個を引いた残りが、料理に回る数
- 1週間で使わない分は、皮を先にそいでから果汁を搾り、分けて冷凍する
- 冷凍の手間をかけないなら、加工品の果汁で足りるかを考える。加工品は商品枠には出ない
冬に届くほかの柑橘のうち、みかんの品種の替わり方はふるさと納税のみかんの記事にまとめています。
11月に届くほかの果物は、11月のフルーツ・果物に並べてあります。
冬至のある12月の果物は、12月のフルーツ・果物にまとめました。
月ごとの申し込みどきは、ふるさと納税 フルーツ・果物の旬カレンダーに1月から12月まで並べてあります。
この記事で挙げたものを、もう一度並べます。
商品は楽天で探して、★4.3以上のものを、レビューの多い順に並べています。 ★の数も価格も、売り切れかどうかも日ごとに書き替わります。押した先の商品ページで、いまの表示を確かめてください。
この話に出てきた返礼品を、まとめて見る
- 11月のフルーツ・果物
さくらんぼは3月までに申し込みます。届く6月に探しても、人気の産地は受付を終えていることがあります。 - 12月のフルーツ・果物
さくらんぼは3月までに申し込みます。届く6月に探しても、人気の産地は受付を終えていることがあります。 - ふるさと納税 フルーツ・果物の旬カレンダー
さくらんぼは3月までに申し込みます。届く6月に探しても、人気の産地は受付を終えていることがあります。
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